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 (注意喚起)  マダニが媒介するウイルス性感染症
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について

 ◇ ここ最近、ニュースや新聞などで報道されることのあるSFTSのヒト累計患者数が、2025年にこれまで最多だった2023年を上回りました。 SFTSは、日本では2013年に山口県ではじめて感染が報告されて以来、西日本を中心にヒトや動物での感染が報告されていましたが、2025年になり、中部地方、茨城県、それに北海道での感染報告に続き、同年9月には栃木県においても県西地区在住の70代女性と県南地区の猫で初めての感染が確認されました。

 ◇ 2025年5月、三重県では感染した猫を治療した獣医師がSFTSで死亡するなど、国内でも愛玩動物からヒトへの感染も起きています。

 ◇ この感染拡大は、SFTSウイルスをもつ野生動物や草むらにいる
マダニの分布域が拡大しているためと考えられます。マダニの多くは春から秋にかけて盛んに活動しますが、真冬に活動するマダニもいます。

 ◇ 予防策
 マダニに咬まれないよう、草むらでの活動や農作業では、長そで、長ズボンを着用し、肌の露出を避けます。家に入る前には、外で衣服表面をしっかり払い落とします。

② ヒトの屋外活動では、
スプレー式忌避剤(12才以上は30%ディート製剤、12才未満の子供には年齢制限の無い15%イカリジン製剤)を使用します。

③ 
愛玩動物を介して屋内に持ち込む可能性があるので
、特に猫は室内飼育の徹底が重要です。猫は、マダニを屋内に持ち込むばかりでなく、犬に比べて感染の可能性が高いと考えられています。

④ 「
動物用医薬品」であるマダニ駆除剤の使用をお薦めします。100%の駆除効果は期待できませんが、高い駆除効果があります。どうぞご相談ください。 あとは、散歩から帰ったら、すぐに行う体全体のブラッシングが効果的です。

 ◇
 SFTSからあなたとペットを守るために
 SFTS に感染した猫の約60%、犬の約40%が死亡します。人にも感染し、致死率は10~30%です。 このように、感染域が拡大しているSFTSは、非常に恐ろしい病気です。
① 野外に出る猫や犬で食欲、元気がまったくない。
② 下痢、嘔吐などの消化器症状がある。
③ 発熱がある。またはありそう。
④ 尿が異常に黄色い。歯茎、眼、耳が黄色い。
このような症状がある場合は、
まず、ご来院前に電話でご相談ください 。                     
                                                

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2026年 10月
       
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